驚くことばかりだ

仕事が終わり、久しぶりに親子丼が食べたくて、あの親子丼の店に行った。



お得な唐揚げセットを選択したが、あまりに小さくてお得ではなかった。



しかし、最近いいことがないので、小さく


あぁっ



とため息をもらし、自分の不運に諦めすら感じる秋の切ない表情を一人してみたものの、隣の隣の席の三人組が「だって、死人が出てるんだよぉ〜」と繰り返し言うので私はあくまでも冷静に事務的に、いかんよ。いかんのよ。と呟くだけであった。


仕事の帰りがけに、疲れたので栄養ドリンク医療用を配ったら、気合い系厨房メンズテイオーのサカモトさんが飲んですぐ



眠れなくなりそうだ。



というので、家に帰らずどこ行くんですか



と聞いたら



福富町ッ!



と横浜の古くからの肉体と精神の快楽地を迷わず言っていたので、私も行かなくては!と思ったものの、お酒が飲めないので自粛した。



しかし、川崎在住で福富町を指名するとはナカナカ。さすがだよサカモトサン!と伊勢佐木辺りで呟くのだった。