賭博と国家と男と女
前回のブログでワタシなりの動物行動学の話をしましたが、ワタシが共感したその学者さんは竹内久美子さんです。
色々な本を書いておられます。文庫化されているものはほとんど読んだかな。
ちなみに今本棚から出して久しぶりに読んだのは、賭博と国家と男と女。
たとえば、阪神タイガース・そしてルーマニアの独裁者チャウシェスク。
あらゆる世界・歴史に動物行動学は当てはめることができるんですね。
チャウシェスクがもし、好色オヤジであったなら、あんなめちゃめちゃな独裁国家にはならなかったかもしれない・・・という話。
人間は理性や、経験にもとづき考え行動しているように見えるが、動物行動学的にはただの利己的遺伝子の乗り物である。
読んでみてください。自分に今も乗っかっている遺伝子の奥深い戦略に言葉がありません。
熱い恋の裏には遺伝子の戦略があるんですよ。